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初夏の外断熱マンション温度記録

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久しぶりに温度記録を整理したのでアップロード。

 5月中旬から6月下旬にかけて、室外温度は10℃程度あるのに対し、室内温度は1.5℃強の温度変化である。(6月からは室内はエアコンを使っているということもある)おそらく、マンションの躯体温度は26~27℃くらいになっており、エアコンを止めると室内はそれくらいの温度までゆるやかに上昇する。

 グラフをご覧いただければ分かると思うが、室外での最高最低の温度差が常にかなり大きいのに対し、室内の温度差は非常に小さい。室内は小さいレンジでの温度差のまま、気候に応じて少しずつ上昇している。過去の経験値的にマンションの躯体温度は28℃くらいまで上昇する。

 この時、窓をあけても、風向きが南からのものであれば、室内温度はほとんど変わらず、湿度はあがり、ややもすれば室内温度もあがってしまう。風向きが北、特に北東からの風が通れば、室温を下げるのに一定の効果がある。通風と排熱は、天候との会話が重要になる。躯体温度のコントロールを地下水とか自然のエネルギーで上手く循環できないものだろうか。個別空調では限界があるような。地中熱ヒートポンプとかを全館に取り回しするのは結構大変そう。

 とりあえず夏はエアコンが必要。27~28℃設定でゆるゆるとまわし続ける。これで毎年乗り切ってきたので今年もそうなるだろう。可能であれば、大容量のエアコンを小さな出力で稼動させることが電気代を抑える効果もあると思う。

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